「将来のために投資を始めたいけど、手元の現金が減るのは不安…」
「生活防衛費って具体的にいくら貯めればいいの?」
そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
資産形成には絶対に飛ばしてはいけない「順番」があります。
この記事では、初心者でも迷わないお金の貯め方・増やし方のロードマップを解説していきたいと思います。
1. まずは「生活防衛費」の確保が最優先
投資を始める前に、まずは生活防衛費を固めましょう。
貯金するより投資をと言っている方たちも多いですが、まずは貯金です。
投資する前にしっかりと現金を蓄えておくことがとても重要です。
これは、失業、病気、急なトラブルなど「もしも」の時に自分と家族を守るためのお金だからです。
では、どのていどの貯金があればいいのでしょうか。
一概には言えませんが、生活防衛費として下記表を目安にしてみましょう。
生活防衛費の目安
| 職業・家族構成 | 必要額の目安 | 理由 |
| 独身・会社員 | 生活費の 3〜6ヶ月分 | 再就職が比較的容易なため |
| 子育て世帯 | 生活費の 6〜12ヶ月分 | 教育費や固定費のリスクが高いため |
| フリーランス | 生活費の 1年分以上 | 収入の波や傷病手当のなさをカバーするため |
Point: 生活防衛費は「増やすためのお金」ではなく「守るためのお金」です。投資に回さず、すぐに引き出せる銀行預金に置いておきましょう。
2. 貯金と投資の「黄金ステップ」
効率よく資産を増やすには、以下の3ステップを順にクリアしていくのが理想的です。
Step 1:生活防衛費を貯める
まずは最低3ヶ月分の生活費を貯めます。
これが貯まるまでは、投資はぐっと我慢です。
Step 2:直近で使うお金(貯金)を分ける
3〜5年以内に使う予定があるお金(結婚資金、住宅購入の頭金、車の買い替えなど)は、投資ではなく「貯金」で準備します。
投資は元本割れのリスクがあるため、使う時期が決まっているお金には不向きです。
Step 3:余剰資金で「投資」を始める
生活防衛費と直近の予定資金を除いたものが、本当の意味での「余剰資金」です。
ここから初めて、新NISAなどを活用した長期・積立・分散投資をスタートさせます。
3. なぜ「生活防衛費」なしの投資は危険なのか?
「早く始めないと損」という焦りから、貯金ゼロで投資を始めるのはおすすめしません。
投資は、元本割れのリスクが常につきまといます。
いつ暴落が起きるか分かりません。
暴落時に現金がないと、生活費のために損益が出ている状態で売却(損切り)せざるを得なくなってしまいます。
十分な現金があるからこそ、市場が不安定な時でも「待つ」ことができます。
投資の鉄則は、どっしりと構えられる「心の安定」を現金で買っておくことです。
まとめ:あなたのステージはどこ?
- まずは生活費3ヶ月分を貯める(生活防衛費の基礎)
- 数年以内に使うお金を確保する(目的別貯金)
- 残ったお金で新NISAなどの積立投資(資産運用)
この順番を守るだけで、家計の健全性は劇的に向上します。
まずは家計簿アプリなどで「自分の1ヶ月の生活費」を把握することから始めてみましょう。






